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当事務所では、弁護士 田中宏幸が
直接、法律相談・事件処理の対応を行います

大阪府大阪市浪速区難波中3-5-4 難波末沢ビル3階
お問い合わせ 06-6630-3005

2019.01.28更新

Q:先日、父が亡くなったのですが、父と同居していた長兄が頑
   として父の遺産を明らかにしてくれず、遺産分割の話し合いも
   できません。
      亡父の遺産はどのようにして探したらよいのでしょうか。

A:このようなケースは時々耳にします。特に、長兄が父親の年
   金や財産で生活してきた場合に、このような問題が発生するこ
   とがあります。
      遺産が分からなければ、遺産分割の協議もできません。
      このような場合は、地道に1つずつ遺産を発見していくしか
     ありません。
    ①  例えば、預貯金を探す方法は、お父さんの自宅近くの銀行
      を当たることです。お父さんの法定相続人であることを戸籍
      謄本及び運転免許証等で証明すれば、お父さんと同じ立場で、
      お父さん名義の預貯金を探すことができます。その支店以外
      の支店に預貯金があるか否かも分かります。
    ②  また、例えば、株や投資信託を探す方法は、有価証券を扱
  っている証券会社、信託銀行等に問い合わせをすることです。
   上記と同様に、このときも、お父さんの法定相続人である
  ことを示す書類を持参することが必要です。
  ③  さらに、不動産を探す方法は、不動産がありそうな市町村
      にいわゆる「名寄帳」を取り寄せることにより、不動産を見
      つける方法があります。このときも、お父さんの法定相続人
      であることを示す書類が必要であることは、上記①②と同様
      です。
    ④  その他様々な財産については、法律家である弁護士に相談
      されることをお勧めします。

   弁護士 田 中 宏 幸

投稿者: 田中宏幸法律事務所

2019.01.17更新

Q:遺言書を作成する際に、これは書いておいた方がよいという
   お勧めがあれば教えて下さい。

A:遺言書を作成する際に、財産の振り分けを記載することはも
   ちろんですが、その他に、何故、このように振り分けたのかを
  「付言事項」として、記載しておくことをお勧めします。特に、
   それぞれが受け取る財産価値に大きな差が出るようなときは、
   相続人等の不公平感を緩和するためにも、ご自身の考えを記載
   しておかれるとよいです。
    相続人の間では、それぞれが所帯を持つようになると、お互
   いが認識している情報に差があることがあります。
  そうすると、遺言者が体験していることと異なった認識を有
   する相続人が、遺言による財産の振り分けをみて不満を抱くこ
   とがあるからです。
      また、「付言事項」には、遺族へのメッセージ、遺族に期待
 することを書くとよいでしょう。遺言者が亡くなった後に遺族
 がこれをみて、遺言者の心情を察することができるからです。
 
  弁護士 田 中 宏 幸

投稿者: 田中宏幸法律事務所

2019.01.07更新

Q:私は、定年退職し、年金生活に入っていますが、自宅の土地・
    建物の他に、預貯金や有価証券など、数千万円程の財産があり
    ます。そろそろ遺言書を残しておこうかと考えていますが、ど
    ういう観点で作成していくとよいでしょうか。なお、私には妻
    と子供2人、孫3人がおります。

A:遺言書を作成する場合、まず、自分の財産をどのような人に
    受け取ってもらいたいのかを考えます。
      ① 長年人生を共にした妻の老後を安心して暮らせるように
   したいのか、② 不安定な生活を送っている子供たちの生活を
  援助したいのか、③ かわいい孫の教育資金に充ててもらいた
  いのか等々を考えて、財産の割り振りを考えます。
      民法が定めている法定相続分(例えば、妻は2分の1、子供
    2人なら2分の1の半分で各々4分の1)にこだわる必要はあ
    りません(但し、遺留分には配慮した方がよいです。この点は
    後にお話します。)。また、財産を受け取ってもらう人は法定
    相続人に限定されませんので、お世話になった恩人に受け取っ
    てもらうこともできます。
      社会に役立ててもらいたいということで、様々な公益活動を
    している団体に寄付することもあります。原則として団体が受
    け取る場合は現金ですが、中には不動産を受け入れる団体もあ
    ります。
      このように、何らかの目的をもって遺言書を作成しておくケ
    ースが大半のようです。相続人同士が不仲であるのを心配して、
    遺産分割でもめないように、遺言書を作成されるケースもあり
    ます。
      ご自身が死亡して必要なくなり残った財産を分けるのですか
    ら、ご自身が望むように分けてあげればよいことです。誰かに
    遠慮する必要はありません。

      弁護士 田 中 宏 幸

 

 

投稿者: 田中宏幸法律事務所