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当事務所では、弁護士 田中宏幸が
直接、法律相談・事件処理の対応を行います

大阪府大阪市浪速区難波中3-5-4 難波末沢ビル3階
お問い合わせ 06-6630-3005

2018.03.23更新

Q:先日、父が亡くなったので、兄弟姉妹で相続の手続を
 する必要があるのですが、いろいろ調べても今一つ分か
 りません。そこで、弁護士に相続の相談をしたく思って
 います。相談のために事前に準備しておくこととしてど
 ういうことがありますか。

A:どのような点について法律相談を受けたいかにもより
 ますが、基本的には、① 亡くなった方を中心とした、親
 族関係図(既に死亡されている人についてはその死亡年
 月日)、② 遺産の内容(不動産、預貯金、有価証券、生
 命保険等ある程度の時価額もあった方がよいです。)、
 ③ 時系列メモ(贈与の時期・金額、寄与の内容、被相続
 人の病状等)、④ もし遺言書があるときはその写し(但
 し、封印された自筆証書遺言は検認手続の前は開封しない
 こと)等は必要になります。
 ①の親族関係図に関しては、もし、被相続人の除籍謄本、
 戸籍謄本、改製原戸籍等をお持ちでしたら、念のため、
 それらを持参されるとよいです。
 ②は遺産目録のようなものです。これらの財産の裏付け
 になる資料(不動産登記簿謄本、固定資産評価証明書、
 預金通帳、等)をお持ちでしたら、その資料を持参され
 るとよいです。
  これらの資料が未だ入手されていなくても気にする必
 要はありません。

  弁護士 田 中 宏 幸

 

 

投稿者: 田中宏幸法律事務所

2018.03.12更新

Q:母の自筆証書遺言があり、遺言執行者は相続人である姉
   の友人の弁護士です。この遺言執行者に対し、何度も相続
   財産目録を交付してくれるように求めているのですが、母
   の死後半年経っても財産目録を交付してくれません。どう
   すればよいでしょうか。

A:遺言執行者は、就任後「遅滞なく」相続財産目録を作成
   して、「相続人」に交付しなければなりません。この「相
   続人」は法定相続人のことですので、たとえ遺言の中であ
 なたに遺産を相続させないと記載されていても、法定相続
 人であるあなたに対し相続財産目録を交付しなければなり
 ません。
  また、「遅滞なく」とは遺言執行者の就任後、2~3か
 月程度が一応の目安と考えられます。
  仮りに、相続財産目録の作成が終了していない場合でも、
 その処理状況について相続人に対し報告する義務(善管注
 意義務)があります。
  従いまして、遺言執行者に対し、書面で期限を定めて財
 産目録の交付を求めると共に、それが完成していない場合
 は中間報告を求めるとよいです。それでも、遺言執行者が
 これらの要求に何らの対応もしない場合は、家庭裁判所に
 対し、この遺言執行者の解任請求をすると共に、所属弁護
 士会に対する懲戒請求を行うことを検討してもよいと思わ
 れます。

  弁護士 田 中 宏 幸

投稿者: 田中宏幸法律事務所