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当事務所では、弁護士 田中宏幸が
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2017.06.29更新

Q:足の骨折で入院中の父親の自宅を整理していたら、父親自筆
   の遺言書を見つけました。
  その内容は、兄が無理に書かせたものだと思います。このよ
   うな遺言書は捨ててしまってはいけないのでしょうか。どうす
   ることもできないのでしょうか。

A:お父さんの遺言書を勝手に捨てることはもとより、隠したり
   することはできません。
  もし、このようなことをすると、相続欠格事由といって、お
   父さんの相続権を失うことになっています。
  このような場合、お父さんに遺言書を作り直して欲しいと頼
   むことになるのでしょう。遺言は本人の自由意思によって作成
   されるものですから、お父さんに無理強いすることはできませ
   ん。詐欺や強迫によってお父さんに遺言をさせたり、遺言の撤
   回をさせても、相続欠格事由となります。
  お父さんが自由意思に基づいて遺言書の作り直しを希望され
   るのでしたら、そのときは公正証書遺言によって、前の遺言書
   の撤回と新たな遺言内容を作成されるのがお勧めです。出張費
   はかかりますが、公証人は病院に出向いてくれますので、公正
   証遺言は作成できます。

     弁護士 田中 宏幸

 

投稿者: 田中宏幸法律事務所